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はじめに

はじめに
大学受験を考える人にとって、いつから志望校を決めるか、将来どのような職業につきたいかを意識するときが訪れます。
受験までの道のりは、どのようなものなのでしょうか。

受験を意識するのはいつ頃か

受験を意識するのはいつ頃か
大学進学をしたい人は、合格実績が良い高校に入学する傾向がありますが、偏差値がそれほど高くない高校でも、3年生になるとさすがに大学受験に本腰を入れるでしょう。
進学校の場合は、受験の意識はもっと早く、高校1年から始まります。

進学校は入学した途端志望校を訊ねられる

偏差値が高い進学校では、入学した途端に志望校を訊ねられます。まだ高校受験を終えたばかりで、大学入試の制度があまり理解できていなくても、どこの大学へ行きたいか、どの学科を志望するか調査されることが多いです。

一般的に文理選択が行われた後に決める

高校では、だいたい2年生の頃に文理選択が行われます。また、世界史か日本史のどちらを選ぶかも決めます。それによって、理系学部や文系学部への進学を目指します。国公立クラスや私立クラスなどに分けられる高校もありますので、そこで受験を意識する人が多いと思います。
とりあえず、文理選択が終わったら、受験に必要な科目の復習に力を入れるべきです。受験で使わない科目は、学校のテスト対策くらいで良いでしょう。

英語や数学は早めにわからないところをなくした方が良い

英語や数学は早めにわからないところをなくした方が良い
英語や数学は、積み重ねが大切な科目です。一度わからなくなってしまうと、どんどんわからないところが増えてしまい、結局苦手な科目となってしまいます。たとえ文系でも、国公立大学志望の場合は、センター試験で数学を使いますので、分からないところは学校の先生や、予備校のチューター、講師に質問して、その日のうちに解決させることが重要です。

学校のテストも大切だが模試の結果を重視する

学校のテストは、内申点に影響します。指定校推薦を狙っている人は、学校のテストで高得点を取らなくてはなりませんが、普通に受験する場合は、学校のテストよりも模試の結果を重視すべきです。なぜなら学校のテストは、あらかじめ出題される範囲が決まっていたり、教科書の内容から出てくるので、一週間あればテスト対策は十分だからです。比べて、模試はその学年で習う全範囲が出てくるので、本当の実力を見ることができます。
模試の結果は、自分の実力がどれくらいあるのか、志望校へ合格するためには、後どれだけ偏差値を上げなければいけないのか、苦手な分野はどこかを知ることができるので、貴重な参考資料です。

模試で得点が低いところを徹底的に勉強する

受験勉強で模試を活用するために、模試で得点が低かったところを徹底的に勉強することが、手っ取り早く苦手克服できる手段です。
重点的に復習し、分からなければ解放を教えてもらうことで、「なぜ自分は間違ってしまったのか」に気づくことができます。
本番の受験では、どんな分野が出てくるかわかりませんので、苦手な分野を潰しておくに越したことはありません。

判定にはあまりこだわらない

模試でA判定を取ったからといって必ずしも合格できるとは限りません。母集団が少なかった、問題が自分にとって得意分野だった、模試そのものが簡単すぎたという理由があるからです。一口に模試といっても、進研模試は判定が甘く、河合や駿台は判定が厳しめなので、判定はあくまで参考材料にしましょう。

高校3年になったら過去問をひたすら解く

受験に本腰を入れる高校3年になったら、とにかく過去問を解いて慣れることが大切です。
赤本や青本、黒本だけでなく、参考書として配布されているものを何度も繰り返して、ミスを犯さないように努めましょう。

過去問はまずわかるところから解く

過去問はまずわかるところから解く
過去問の解き方ですが、必ずしも最初のページや、問題の順番にのっとって解く必要はありません。
とにかくわかるところから解いていって、難しそうな問題は後回しにしてじっくり時間をかけるようにしましょう。

慣れてきたら時間を測って全て解く

赤本などの過去問は、実際の試験時間と同じ時間で解いてみましょう。ペース配分は足りているか、見直す時間は確保できているかを確認するためです。

問題は得意なところから解いていく

問題は、自分の得意なところから解いていって構いません。国語でも古典が得意な人は、そこから解いても良いですし、英語なら会話文を先に解いても良いです。
特に英語では、長文問題が課されますので、先に設問を読むくせをつけておくと、スラッシュリーディングが可能になります。

受験前日は単語や公式の復習などに止めておく

いよいよ受験シーズン到来となると、がむしゃらに勉強したい気持ちもあるでしょうが、分からないことが出てきたりすると不安を煽ってしまうので、受験の前日は英単語や古典語、数学の公式などをチェックしておく程度に止めておきましょう。
論述式で点数を稼ぐよりも、知識の補充で点数を落とさないためです。

まとめ

大学受験は高校に入った瞬間から意識する人もいます。ライバルに負けないためにも、学校で習ったことの復習、模試の活用をして、どんな問題が出されても解けるようにしておくことが大切です。
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