- ■センター試験の目的って
- 目的は「高校における基礎的な学習の達成度を判定すること」にあります。
各大学は独自の達成基準(達成度)をクリアした生徒に、二次試験としてその学部学科の特性に合わせたさまざまな方式の入学試験を科すことで受験生の負担を軽くできる、と言うメリットがあるのです。
- ■センター試験の歴史
- 昭和53(1978)年度以前の入試(国立一期校、二期校制度)は高校教育の範囲を超えた出題が少なくありませんでした。しかし、昭和54(1979)年度大学入試センター試験(共通一次試験)の導入で、高校段階における基礎的な学習の達成度の判定が確保されるようになりました。
大学入試センター試験は、昭和54(1979)年度から平成元(1989)年度まで実施された共通一次試験に代えて平成2(1990)年度から実施されています。
- ■センター試験の特徴
- 出題科目は6教科28科目と多いが、この中から志望大学の科目指定に従い、最大6教科9科目まで受験が可能。なお、同じ教科グループからは1科目のみ選択が可能。
- 出題水準は高校2年までの教科書の水準。問題は平均点が6割前後になるよう作られているので、決してやさしい試験ではない。実際は解答率は55〜65%程度です。
- 問題数は60分で30〜40問。つまり1問あたり90秒〜120秒で解く必要がある。集中力とスピードだ。
- 解答はすべてマークシート形式。
- 各科目の採点は自己採点を行う。試験時に自分の解答を問題に記録しておき翌日の新聞紙上での発表を見て得点を出すのである。ただし、出願時に800円を別に払えば成績開示が可能だ。ただし翌年5月以降になるが・・
- ■出願から試験までのスケジュール
- 出願は早い。夏休みが開けたらすぐの9月はじめから受験案内が配布される。(無料)
そして出願は10月上旬〜中旬だ。しかし現役生の場合、高校で一括申込みなので出願はさらに早くなる。つまりそれまでに、受験科目(当然進路も)決める必要がある。
センター試験は毎年1月中旬の土・日曜日の2日間に実施。とても寒い時期の実施なんだ。
センター試験の検定料は「2教科以下:12,000円」と「3教科以上:18,000円」の2種類がある。あとから変更はできないので、志望校を変更する可能性がある人は3教科以上で申し込んでおくほうがよいだろう。
- ■私大も採用している
- センター試験の結果から合否判定を行う私立大学は多くあり、2006年度入試では440大学1,179学部で採用。中にはセンター試験の受験が必須となっている大学(慶大医学部、産業医科大)もあるため、私大志望だからといってセンター試験の存在は無視できなくなっている。
- ■科目を攻略せよ
- センター試験では6教科28科目が用意されている。受験生は志望する大学・学部・学科の指定にあわせ申し込まなければならない。
一般的に国公立大学は5教科(国語、地歴・公民、数学、理科、外国語)、6〜7科目(地歴・公民→2科目、理科→2科目)が必要であり、私立大学は3教科3科目(文系→国語、外国語、地歴・公民1つ、理系→数学、外国語、理科1つ)が必要である。近年「5教科7科目」を課す動きが高まってきている。
つまり、受験生は志望大学の入試を必ずチェックし、センター試験での受験科目を把握することが必須科目だ。
- ■平成20年度からの大学入試センター試験
- 平成11年3月に告示された高等学校学習指導要領の改訂に伴って、平成18年度からの大学入試センター試験の出題教科・科目が6教科28科目となった。詳細はこちら
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- ■英語のリスニングテストの影響
- 平成18年度から導入されたリスニングテストでは、機器の故障などの課題も残したが、平成19年度以降も引き続き実施される。
大学が実施する個別リスニングテストは大幅に減少したが、多くの大学が「センター試験で実力が分かる」と判断していることがわかった。
*センター試験のリスニングテストについて
科目「英語」の一領域として実施され試験時間は20〜30分、配点は50点満点。科目「英語」の受験者には、リスニングテスト受験が必須となる。なお、他の外国語科目受験者には、リスニングテストはない。
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